50代からのヘラブナ釣り

50代になってから,ヘラブナ釣りにハマりました。ヘラブナ釣りというと敷居が高そうな印象がありますが,これから始めたい人の参考になればと思います。

2022年10月

■釣行日 2022年10月29日(土)

前週はいまいちな釣果に終わってしまったので,心の中ではひそかにリベンジを果たすべく,土曜日の茨木新池に行って参りました。

だんだんと夜明けが遅くなっていて,モノレールに乗っている途中でようやく空が明るくなってきます。新池に着く頃には明るくなっているので問題ありませんが,もうしばらくして6時半くらいまで薄暗いようになると,モノレールも1番列車から3番列車くらいになります。

さて新池に到着して桟橋を見渡すと,例会が入っていないのでどの桟橋も空きがあります。ですが,どういうわけが今日は通り桟橋が妙に気になったので,吸い寄せられるように通り桟橋に座りました。

この1週間ほど晴天が続いていたのので,朝夕の冷え込みで新池の水の中も,徐々に秋が深まっていると思われます。水面のもじりもあんまり無くて,ヘラブナの活性がどうなっているか気になります。

まずは10尺の竿で底釣りからスタート。エサは芯華単品をレシピ通りの水の量で作った物,あと食用ウドンも用意しています。

釣り開始は6時55分。3投目でウキが少し動いて,今日はいい感じかなと期待感は100点満点。

しかし,期待とは裏腹に,ちゃんとしたアタリが全く出ません。スレガカリして途中で外れたり,ジャミがかかったり(→サギの胃袋へ),挙げ句の果てはあろうことか根掛かりまでしてしまう始末。

今日座った区画は,以前も座ったことある場所なんですが,枯れ木でも沈んでるんでしょうか,全部で根掛かりが3回もあって,うち1回は枯れ枝が上がってきました。釣れない上に根掛かりでは,泣きっ面に蜂です。

池主が集金に来てもまだ水揚げゼロ。集金後もしばらく頑張りましたが,3回目の根掛かりで頭にきて区画をひとつ横に移りました。

波よけパイプの関係で,竿も10尺→9尺に変更。底釣りは続行です。ついに1枚目が釣れてくれたのが,8時55分ころ。2時間かかりました……。

ここから巻き返しだ!と思って頑張りましたが,あまり状況が芳しくありません。ポツリ,ポツリと釣れてくれますが,ちょっと物足りません。じゃあウドンセットにしてみようと下バリにウドンを付けてみても,上バリのダンゴに食ってくるし,どないしたらええねん?

「秋はタナを釣れ」と言いますし,底釣り日和ではないのかもと思い始めました。以前の釣行で,午前中は……とか,あと○枚釣ったら……とか人間側の節目にこだわって宙釣りに切り替えるタイミングが遅れて失敗したこともあったので,今日は決断したらすぐ実行です。

竿を8尺に変えてメーターにします。エサはセット専用バラケ+粘麩で作り直しました。ウキも変えましたよ。ただこの日は冷ための風邪が吹いてて,しかも風向きがコロコロ変わるので,仕掛けが軽いと振り込みしにくいです……。

底釣りに比べたらまだウキは動いてますが,そこまで代わり映えしない状況。表層に湧いてるヘラブナの動きを観察すると,着水してバラけたエサの粒子をスパスパ食ってますが,ダンゴ本体を追いかけて潜ったりほどの勢いは無さそう。じぶんの口周辺に漂ってる粒子だけを「ま,食っとくか」って感じです。

結局,どうにもこうにも状況を打開できず,午前中は8枚で折り返し。10枚釣ったらとか妙なこだわりは捨て,12時に昼食にしましたw

昼食後午後の部を開始します。お昼を食べている間に表層に湧いていたヘラブナは姿が見えなくなりましたが,足元のヘラブナはまだうろうろしています。人間の物音で寄ってきているのでしょうか。足元の魚たちの中にはけっこう大きな子もいて,こういうの釣れたらな~といつも思います。

午後最初にヒットしたヘラブナがこの日一番のサイズでした。大助にはかすりもしてませんが。今日は数がダメならせめてサイズをとか邪なこと考えてしまいました。玉網の枠くらいのサイズなら大助確定なんですが,いつの日か必ず!

12時,13時台はポツン,ポツンと釣れてくれました。宙では下バリのウドンに食ってくる魚が多かったです。しかし,14時頃からはほとんどウキが動かなくなりました。なんと言いますか,魚おるんか?って雰囲気さえ漂ってます。たま~にウキが動いてもスレかジャミ。
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スレでもいちおう仕掛け周辺に魚がいる証明にはなるので,なんとか状況を打開するべく,ウキを上下に動かしてみましたが反応なし。いやまさか底ですかね(午後からは底はしてません)。

ただ今後のヒントになりそうなコトとして,気まぐれでグルテン作ってみたんですよ。ヘラグルテンLLの単品で。それをウドンの代わりに小さめに付けてみたら,ほとんど無かったウケが出たり,アタリがビシバシでたんですよ。いやマジでホントに。

ただ,グルテンでは1枚もハリガカリしませんでした。カラツン対策はどうにかしないといけませんが,グルテンではアタリが出たのは,今後ヒントになるかも知れません。

ということで,最後の2時間半はほとんど釣れないまま,無念の営業終了。総水揚げは前週をさらに下回る17枚でした。前週のリベンジを果たすつもりが,まんまと返り討ちに遭ってしまいました。
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茨木新池に通い始めて1年が経ちました。1月とか2月の厳寒期も月2~3回通いましたが、幸運なことに今までボウズは1回もありません。夏には束釣りも達成することができました。

これから寒さが厳しくなって行くに連れて、平均釣果の方も徐々に落ちていくと思いますが、そうなってくると、枚数が期待できないならせめて型に期待しようって発想になる人が居るかも知れません。

現在の茨木新池の大助の定義は37cm以上ですが、僕が新池で過去釣り上げた良型はせいぜい32~33cmほどしかありません。

いつも新池に到着して桟橋に入る途中、ホワイトボードの前を通りますが、いつか大助を釣り上げて、ここに自分の名前を書き込める日を夢見ているのですが、さていつになることやら。

そのホワイトボードには、大助が釣れた日付、釣り人名、サイズ、そして何号桟橋かが書いてあります(何号かは書いてないのもあるけど)。

それを見てると、多い少ないはあっても、特定の桟橋に集中しているようでもなさそうです。うーん、ピンポイントで大助を狙って釣るのは、やはり難しいのでしょうか。

狙って釣るのは難しいとしても、釣れる確率を少しでも上げる作戦はあるようです。ネットの情報を断片的に拾った物ですが、次のような感じ。

 ・他の釣り人から離れて静かに釣る
 ・ハリスは長め、底に這わせる
 ・ダンゴよりもウドン
 ・レギュラーサイズの魚を寄せない
 ・時間帯は営業終了間際

ざっくり総合すると、人気のない場所でエサ打ち控え目にウドンの底釣りってことになりそうです。

そういえば以前から不思議だったのが、朝一番で新池に行くと、なぜか不人気のはずの6号桟橋の一番奥に陣取ってる釣り人がいるなあって思ってたのですが、もしかしたら大助狙いなのでしょうか。

ひとつ間違うと一日頑張った挙げ句ボウズにもなりかねない、かなりリスキーな釣りだと思うんですが、これからの時期、どっちみち渋いのなら、一発大助狙いってのも夢があっていいかも?

あああ、お米欲しいなあ。

■釣行日 2022年10月22日(土)

冬期の日が短い季節以外は,モノレールの一番列車で茨木新池に行ってますので,朝は3時半頃起きてます。しかしこの日は,尿意を催して目が覚めたら3時でした。二度寝するとまずいので,このまま起きました。

茨木新池に着いてみると,3号桟橋は既に数人が並んで釣っておられ,4号と5号はちらほら。何故か2号がすっからかんだったので,2号の奥のほう西向きで釣り座を構えました。

最初は10尺の竿で底釣りから始めました。エサはダンゴの夏にマッハ少々ブレンドした物ですが,ウドンも用意しています。第1投は6時55分。池の水はけっこうひんやりしてますが,水面ではヘラブナが時折バシャッと跳ねたりしてるので,活性は悪くない感じ。問題は,底釣りでウキが動くかどうか。

開始後しばらくはエサ打ちに徹するため,ウキが動かなくても一定時間でピックアップ。ウケとかサワリがあまり感じられず弱気になりかけましたが,7時20分頃に1枚目が釣れてくれました。

2枚目と3枚目が一荷(リャンコ)で釣れたりして,その後しばらくはぼちぼちペースで釣れました。ツ抜けが9時半頃。釣れなくはないけれども,この釣り方が今日の最適解なのかはやや疑問。
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しかし10時半を過ぎたあたりから,ウキがほとんど動かなくなりました。たまに動いてもスレかブルーギルばかりという状況。ダンゴエサを軟らかくしてみたり,ウドンセットを試してみたりもしましたが,どれも効果無し。

この時点で,底釣りを諦めるか,竿の尺を変えるかという選択肢もあったのですが,だらだらとそのまま続けてしまいました。けっきょく,午前中は15枚で終わってしまいました。

午後からは,釣り座を東向きに変え,8尺の竿でメーターに変更しました。ダンゴエサは,夏ベースの物から麩系の軽めの物に変更。開始後数投で何か掛かったのですが,姿を見る前に痛恨のハリス切れ。大助……ってことはないか。たぶんスレでしょうね。

午前中に比べるとまだウキは動いているほうですが,半月ほど前に比べたらダンチで動いてないです。水面にも湧いてはいますが,群がってエサを追いかける風でもなく,数も少なめです。

周囲の釣り人を見渡しても,誰かしらが竿を曲げてはいますけど,散発的な感じで,特別釣り込んでるような方は見た範囲ではいませんでした。タナは浅ダナだったり,深めだったり,まちまちです。何が今日の正解なのか,よくわかりません。

それにこういうときって,一見釣れてるようでも,実はスレだったってこともわりかし多い(個人の感想です)ので,食って釣れているのは何割か割り引いておく必要があります。

特にペースも上がらないまま,カラツンタイムにはしっかり嵌まってしまったりして,メーターに変えた午後も一向に釣果が伸びません。目標を30枚に定めて頑張りますが,ちょっと怪しい感じです。

30cm超えのちょっと大きめのヘラブナも混じったものの,枚数的にはポツリ,ポツリで今ひとつどころか二つも三つもパッとしません。25枚目が16時少し前。このペースで16時半までにあと5枚釣るのはちょっと厳しい。しかし地合は突然やってくることもあるので,とにかく竿を振り続けます。
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しかし釣れないときは悪循環になりがちで,こんな時に限ってスレでギューンと走られてハリス交換する羽目になり,時間をロスしてしまいます。時計を見てさらに焦る悪い展開です。

27枚目まで漕ぎ着けましたが,残り時間はあと5分ほど。もう30枚は無理やなと思ったところで,またギューンと走られてハリスが切れてしまい,そこで心が折れてしまいました。目標は未達ですが,本日はこれで終了することにしました。

ここのところ,朝晩と昼間の気温差はあるにせよ,前日に雨が降ったわけでも無いので,急に渋くなった理由がよくわからないまま,気がついたら終わってたという感じです。完敗というしかありません。参りました!
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さいきん,金魚用の浮くタイプのエサのほかに,釣り用ペレット顆粒もあげています。

浮くエサを食べるときは,水面でエサ粒を吸い込んだらすぐに反転して底へ戻るのですが,ペレットは水に沈むので,砂利の間に頭を突っ込んでホジホジしています。

やっぱりギンブナの習性なんでしょうかね。底に落ちてるエサのほうが食べやすそうな感じです。

そしていつも3匹集団になって泳いでいます。
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■釣行日 2022年10月15日(土)

朝夕かなり涼しくなりましたが,昼間はまだまだ暑い日もあるので着る物の選択が難しいこの季節。ヘラブナたちは水温に身を委ねるしかないので,いくら水が温まりにくく冷めにくいとは言え,全体に浅い茨木新池は一日の水温の変化がけっこうあるのではないかと思います。

ということで,魚の活性はこれから寒くなっていくにつれて徐々に下がっていくと思いまして,そろそろ底釣りを試してみようと今日は決めていました。もともと底釣りが好きなんですが,夏の間はメーターばかりしていたので,久しぶりです。

茨木新池に着いてみると,先客は2~4号桟橋にバラバラと座っておられ,3号のへっちんも空いていました。ちょっと心が惹かれましたが,色々な場所で釣るのも勉強だと思い,3号の奥から3ます目,西向きに釣り座を構えました。

竿は10尺,底を取ろうとすると,カケアガリになっているのか,なかなか底が決まりません。久しぶりなこともあって底取りに手間取ってしまい,釣り開始は7時を少し回ってしまいました。ダンゴエサは,ダンゴの夏にマッハをブレンドした物です。今日もウドンを用意しています。

2投目くらいで早速ウキが動き始め,1枚目は数投であっけなく釣れてしまいました。底釣りでこうもあっさり1枚目が釣れたのはあまり記憶がありません。ま,幸先良いスタートに越したことはありませんね。
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池の主人が集金に来た時点でツ抜け目前の9枚。ペース的に悪くはない感じで,久しぶりの底釣りを楽しめています。だけども,スレアタリが多く,ウキがけっこう派手に動きます。ブルーギルも何匹かかかったので,ジャミアタリも混じってます。周囲の釣り人もジャミが多くてかなわんとボヤいてはりました。

この日はとてもお天気が良く,太陽が上がってくると暑いくらいでした。前回の釣行からパラソルは持って来ていないので,このまま釣るしかありません。朝は寒かったのでフリースを着ていましたが,当然こんなのは着ていられません。周囲の方々はみんなパラソルを立て始めていて,みんな用意が良いなあと感心。

このままのペースで釣れるなら今日は最後まで底釣りでいいかなと思っていたのですが,だんだんペースが落ちてきました。茨木新池ではよくあることですが,これもまた久しぶりなのでなんか嬉しかったりする(笑)。11時45分の時点で計数器を見たら28枚。じゃあ30枚釣って午後からメーターやろうと考えました。

しかし,すっかり底釣りの地合でなくなっているので,あと2枚が思うように釣れてくれません。12時直前に29枚目が釣れて,ここで止めて昼食にするか悩みましたが,あと1枚釣ってキリの良い30枚にしたかったので,そのまま延長戦。

しかしなかなかあと1枚が釣れてくれず,ようやく釣れたのが12時半。難儀しましたが,底釣りで30枚目をゲットしたところで終了。しかし釣れないときは本当に釣れないので,延長30分で釣れたのはラッキーだったかも知れません。

冒頭にも書きましたが,茨木新池は浅いので,日が昇って水温が上がると,魚の活性も上がってだんだんと浮いてくるのでは無いでしょうか。知らんけど。池の水に手を漬けると冷たいのですが,気持ちの良い冷たさです。で,朝方からわずかでも水温が上がると,相対的なものでもやはり活性化につながるのでしょう。

ということで,昼食後は西日対策で釣り座を東向きに変え,竿も10尺→8尺に変更してメーター両ダンゴで再スタートしました。エサは午前中のダンゴが残っていたのでとりあえずそのまま使いました。

3投目くらいでさっそく1枚釣れたのですが,ウキの動き方がやはり今までとは違う感じです。盛夏の頃は,それこそウキが動きっぱなしでほぼ常時フワフワ動いてましたが,今日は動かない時間も多かったです。表層にも魚は湧いてますが,やはり一時期に比べるとおとなしい感じです。

昼前の底釣りのように1枚釣るのに四苦八苦するほどではないんで贅沢は言えないのですが,メーターにしてはみたものの,そこまで釣り込めるほどの地合ではありませんでした。左隣の方は深めのチョーチン,右隣の方はカッツケちょい深めくらいで釣っていて,僕がその中間くらいのタナだったんですが,どれもポツリポツリと言う感じ。

いちど,2本の針にヘラブナが掛かってきて一荷(リャンコ)だーっと喜んだのですが,玉網で掬ってみるとうち1枚はアッパーカットでした。当然これは枚数カウントには入れてません。
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ああそうそう,玉網問題ですが,コメントで100均の網を使ってみてはというアドバイスをいただいて,それを試すべく近所の100均ショップをいくつか回ってみたのですが,季節商品のためか,どこにも置いてませんでした。なので今日もいつもの玉網を使ってます……。

そんなこんなで,途中カラツンゾーンもあったりでなかなかペースが上がらないまま推移して,16時時点で50枚ジャスト。いちおうキリの良い枚数に到達したし,これ以上の爆釣は望めそうにないし,あと30分どうしようかな~と思いつつだらだら釣っていて,51枚目が釣れたときに魚が網の中で暴れてハリスがこんがらがってしまい,それがふんぎりとなり本日はここで終了することにしました。

今日は,底釣りでやるぞと意気込んで新池入りしたものの,底釣りで釣れなくなったのでホイホイとメーターに変更する節操の無い釣りですが,過去には両ウドンでやるぞと始めておきながら,釣れないもんだから簡単にダンゴに変えたこともありました。ヘタレですいませんって感じなのですが,こうなったらもう両ウドン床釣り限定池(釣天狗池とか)に行って精神修養するしかないですね。

ということで,茨木新池はこの自由さが良いのです(ルンペンはアカンけど)。
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以前の釣行時に折れてしまったヘラウキのトップを交換しました。

まず,折れたトップをカッターナイフで切れ目を入れて剥いてしまい,芯を露出させます。丁寧にやらないと芯が折れたりしますのでご注意を。
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で,この状態でボディを釣具店に持って行き,これに合うトップが欲しいと注文。店員さんによると,クルージャンのヘラウキなら1,000円くらい出せばメーカーに送って修理してもらえるらしいのですが,いや汎用の替えトップでかまわないです。

ってことで,店員さんに現物を見て長さ・太さともに合いそうなのを見繕ってもらいました。おねだん300円ちょっとだったかな(←うろ覚え)。

で,こいつを芯にハメ込んでフィット具合を確認してから,瞬間接着剤を付けてハメ込みました。付け根部分にもちょいと塗り塗りして完成。

自宅の水槽で飼ってるフナたちも元気ですよ。金魚用の浮く粒餌のほかに,釣り用のペレット顆粒も与え始めました。ペレットは水を吸ったら沈むのですが,砂利の間に頭を突っ込んでついばんでます。

毎日見てるから,飼育当初から大きくなってるのかいないのか,いまいちよくわかりません。相変わらず常に3匹で集団行動しています。可愛いですよ。
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■釣行日 2022年10月8日(土)

なんか最近,週末になるとお天気悪くないですか?
この3連休も釣りに行く気マンマンだったのですが,傘マークが無いのは土曜日だけ。風が強めの予報がちょっと気になりましたが,背に腹は代えられないので土曜日に早起きして茨木新池に出撃しました。

茨木新池に行くには,大日からモノレールで豊川まで乗っています。ふつうにキップを買うと片道470円もしますので,往復で940円,月3回新池に行くとして3,000円ちかくかかってしまいます。

以前は全線乗り放題チケットを買っていたのですが,これより回数券のほうが安いことに気付いたので愛用していたのですが,なんと今年8月をもって回数券の発売が終了してしまいました。有効期限があるので,闇雲に買いだめするわけにもいかず,とうとう最後の2枚を使う日がやってきてしまいました。
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さて毎度の茨木新池ですが,前日に雨が降って気温も下がったので,その影響がどう現れるかが思案のしどころです。水温下がる→魚が底でじっとする→底釣りという考えが頭をよぎりましたが,そんな一筋縄でいかないのが茨木新池です。

茨木新池は全体に浅い池なのに加えて,毎日営業終了後に曝気水車で池の水を思いっきり撹拌しますので,魚からしてみたら水温が安定した底付近でじっとしたくてもできないのではないかと思うわけです。

そんなことを考えながら新池に到着,今日は3号桟橋の真ん中らへんのマスに釣り座を構えました。水面ではバシャバシャやってる魚がいますし,指を水に漬けてみたらまだまだ水はぬるかったので,今日もメーターで行けるかな~と予想しました。

まずは西向きで始めます。竿は9尺,ダンゴはセットアップ,ペレ底,グルテンダンゴ,バラケマッハで調合したものです。パラソルは立てていないのでその分早く準備が終わって,6時50分ころに第1投。

暑かった頃は,物音を聞き付けただけで足元にヘラブナが寄ってきていたのですが,今日はそれがいません。ああやっぱり活性落ちてるのかなと心配になりましたが,2投目でウキが動いたので一安心。5,6投目あたりでほんじつ最初のヘラブナが釣れてくれました。
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ちょっと前から,ブルーギルが猛威を振るっていて困っていたのですが,今日もブルーギルがちょくちょく掛かりました。サギのほうにほれほれとギルを見せてやるとこっちへ飛んできたので,呉れてやりました。たくさん食べてねー。
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今日は雨の心配はしていませんでしたが,曇りがちで気温は上がらず,そして風が強めでした。けっこう冷たい風だったので寒かったのと,追い風になったり向かい風になったりと風向きが一定しないので難儀しました。まあ風が吹く予報だったので分かってて釣りに行ってる自分が悪いねんけど。

食い渋り対策で今日もウドンを持参していましたが,感覚的にはウドンとダンゴは五分五分で食ってくる感じでした。季節が進むに連れ,これがだんだんウドン優勢になっていくのでしょうか。周囲の釣り人の会話を聞いていると,今日はまだダンゴでいけるという声と,ウドンのほうがエエでというこえの両方ありました。

風に翻弄されて振り込みポイントが一定しなくて難儀しながらもそれなりに釣れてくれ,午前中は41枚で折り返し。今日は曇りがちなので午後から東向きに変えるか変えないか思案しましたが,せっかくだし東向きもやっておこうと思い,午後から東向きに変更しました。

しかしこれが裏目に出てしまいました。風向きが一定しないものの,向かい風優位で振り込みにくいうえ,首元から風が入り込んできて寒い寒い。竿を8尺に変えましたが,それでも振り込みしにくいことには変わりありません。

さらに悪いことに,ウキはそこそこ動くんですが,またしてもカラツンゾーンに入り込んでしまったようで,午後再開後2時間くらいはほとんど釣れず。ハリスを細くしたり針タイプを変えたりダンゴを軟らかくしたり等々試しても,ダメなときは何をしてもダメ。まじで参った。

14時を過ぎたあたりからようやく釣れ始めたのですが,ペース的にはかなり落ちてしまいました。寒いし,腰は痛いし,タバコの煙は臭いわの三重苦でだんだん集中力も落ちてきて,16時15分で竿を仕舞いました。ほんじつの総水揚げ量は55枚でした。午前41枚→午後14枚って,なんちゅうペースダウンでしょう。

午前と午後の落差が激しいので,午後の釣れなかった感が増幅していますが,トータルで50枚以上釣れてくれたので,枚数的には悪くありません。少々風が吹いただけで釣果が乱れるのは,まだまだ未熟やな~ということです。

これからは徐々に渋くなっていくと思うので,底釣りも視野に入れておこうかと思います。この夏に初めてメーターをやってみるまでは,ほぼ底釣り一本槍だったので,元々底釣りが好きなのです。宙釣りのズバッってアタリもいいのですが,底釣り独特のチクってアタリもこれまた捨てがたいのです。

ヘラブナ釣りの必需品、玉網。

僕がいつも使っている玉網は、1年半ほど前にホームセンターで買った1,000円ちょっとの安物です。柄は金属製で伸縮し、網の部分は粗めの化学繊維です。

枠の直径は大きめで、網の深さも十分あるので、以前淀川で40cmくらいの良型が釣れたときも、問題なく掬えました。

なので、お値段、耐久性、使い勝手などを総合的に見ればコスパ的には大変よい商品なのですが、最近ちょっと気がついたことがあります。

それは、とにかく掬い上げたヘラブナが暴れることです。

夏の最も高活性な時期、ヘラブナは元気一杯なので網の中で少々はしゃいでも仕方が無いかとは思うんですが、YouTuneとか見ていると、そこまで暴れているのは見たことありません。むしろ、まるで観念したかのようにおとなしくしています。

それに対して、僕が釣ったヘラブナは、もう暴れる暴れる。ビトンビトンといつまで経っても落ち着いてくれません。釣り上げられて怒っていると言うよりも、網の中の居心地が非常に不快で嫌がっているような感じを受けます。

網の中で暴れられて何が困るかというと、魚になかなか触れられなくて針外しが遅れること、暴れてハリスが絡んだりヨレヨレになったりすること、粘液だらけの水しぶきがかかること等々あり、何ひとつ良いことはありません。

ヘラブナ釣り用として売っているお値段それなりの玉網は、柄や枠はさておき、網の部分は目が細かく、網を編んでいる糸も柔らかくて、手触りが滑らかですが,僕がいま使っている玉網は,編み目が粗くて手触りゴワゴワで,自分で触っても気持ちの良いものではありません。。

おそらく、この違いが暴れるか暴れないかのポイントになっているのではないかと思うのですが、実際の所はどうなんでしょうねぇ。ちゃんとした玉網を買ってみましょうか。

■釣行日 2022年10月1日(土)

久しぶりの土曜日釣行です。思えば茨木新池に初めて来たのが,去年の10月3日(日)でした。あれから1年経ち,今回の釣行から2年目になります。

初めて来たときのことはよく覚えています。半日料金になる10時半に来てみたら,例会が入ってて桟橋にはお客さんがビッシリ。入り込めそうな場所が無く(5号や6号の奥まで行く勇気も無かった),仕方がないので空いていた通り桟橋で「ここで釣っていいのかな?」と思いつつ釣り開始。
(これはそのときの様子)
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ダンゴの夏とマッハを混ぜたエサで底釣りだったんですが,茨木新池で最初に釣れたのはヘラブナではなくブルーギルでした。5時間ほどで釣果は12枚でした。営業終了の16時に何の前触れも無くいきなり曝気水車が回りだしてビビッたのは内緒です。

さてSeason2最初の釣行となったほんじつは,土曜日のため例会もなく釣り座は選び放題でした。3号桟橋の一番手前(へっちん)が空いていたので節操なくここを確保,西向きで座りました。

竿は9尺,釣り方はメーター両ダンゴですがウドンも用意しています。さいきん朝夕かなり涼しくなったので,セットのほうがいいのではと思いつつ,これまではダンゴ優勢が継続していますが,果たして今日はどうでしょうか。

6時55分頃にエサ打ち開始。2投目からいきなりウキが沈みますが,空振ってしまいました。ていうか,朝イチからいきなりカラツンゾーンに入ってしまいました。ウキは動けど,ぜんぜん乗ってくれません。ダンゴを軟らかくしたり,下バリをウドンに変えてみたり,あれこれ試してようやく1枚目が釣れたのが7時半頃でした。
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そこからはそこそこのペースで釣れだして安堵していた矢先に,予期せぬアクシデント発生!なんと,玉網がボチャンと落ちて,そのまま池の底へ沈んでしまいました。えらいこっちゃ。

池に置いてある,でかいイカリ針が付いたリール竿を借りて池の底をトレースしてみますが,ぜんぜん引っ掛かりません。通りすがりの人にどないしたんやと聞かれて事情を話したら,「それやったらクマデのほうがええデ」とアドバイスもらいました。

クマデを探しに行ったら今度はヒラノさんに事情を聞かれて,なんとヒラノさんが長~いクマデで池の底をさらってくれて,玉網を見事にサルベージしていただきました。ヒラノさん,ありがとうございました。

クマデで池の底を引っ掻き回したので魚が散ったのではと危惧しましたが,さすがそこはへっちんだけのことはあります,数分でアタリが戻り,そこそこ良い感じで釣れ続けました。基本両ダンゴですが,ときどきウドンにしたりもしたものの,上バリのダンゴに食ってくるのが多かったです。

ということで,ダンゴが無くなった11時45分頃に午前の部を終了しました。43枚で折り返しです。午後からは西日対策で東向きに釣り座を反転。2号桟橋の方を向いて釣ります。ついでに竿を9尺→8尺に変更。仕掛けは,道糸を30cmカットしてそのまま使います。

午後もウキは動きっぱなし状態なのですが,どうもカラツンが多いんですよ。しかし,次もカラツンだったらハリスでも替えてみるか?とか思うと,次の1投で何故かヒットする(笑)。途中,一荷(リャンコ)で掛かったのに片方途中でバレたりもあって,それなりに釣れているんだけども何となくモヤモヤ感が拭えない展開。

春先はクチボソが猛威を振るいましたが,最近多いのがブルーギル。1日で6~7匹くらい掛かったんじゃないかな。視界の先のはす向かいの方もギルの猛攻に遭ってたようです。ほんまギルは勘弁。背びれ痛いし。

不思議なことに,茨木新池では,あんま大きなギルは釣れたことがありません。小さなギルがいっぱい釣れるので,親ギルも居るはずなんですが,何故か釣れたことがありません。ヘラブナと一緒で,大きい奴は警戒心が強いのか,そもそも居場所が違うのか。バス釣りしてた頃は,青野ダムとかでけっこうデカいギル釣れたんですけどね。

今日は久しぶりの土曜日だし,最後までやる気満々だったのですが,途中から腰が痛くなってきて,どうにもこうにも我慢できなくなって16時15分頃に切り上げました。総水揚げ量は,77枚でした。Saeson2に突入した茨木新池,今日も楽しませていただきました。
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